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気になる土地の評価 File.8 沖縄市と北谷町の不動産市況

気になる土地の評価 File.8 沖縄市と北谷町の不動産市況

週刊かふう2018年12月7日号に掲載された内容です。

File.8 沖縄市と北谷町の不動産市況

全国的にも注目される沖縄県の不動産市況。今回は、沖縄市と北谷町の地価動向についてみていきます。

気になる土地の評価 File.8 沖縄市と北谷町の不動産市況

市立図書館が移転してきたこともあって、元気のなかったパークアベニュー周辺も回復の兆しがみられる

住宅地・商業地で予想以上の上昇

 沖縄県が発表した平成30年地価調査によると、沖縄市は住宅地で6.7ポイント、商業地で5.3ポイントの上昇でした。
 中部地区の中心ともいえる沖縄市ですが、最近では近隣市町村の経済活動が活発で、北中城村のイオンモール沖縄ライカムやうるま市郊外の商業施設等が充実したことから、また、後述する北谷町の人気も高いため、このような地域との競合により沖縄市の住宅地・商業地はいずれにおいても「需要の流出があるのでは?」と懸念されていましたが、実際は、古謝津嘉山町(沖縄−2)や宮里3丁目(沖縄−5)では10ポイントの上昇がみられ、照屋4丁目(沖縄−9)でも9.8ポイントの上昇と一部の住宅地で非常に高い上昇率を示しました。
 一方、商業地では、これまで衰退気味だった一番街や中央パークアベニューなどに近い中央3丁目(沖縄5−5)でも、わずか2ポイントの上昇でしたが回復の兆しをみせています。

気になる土地の評価 File.8 沖縄市と北谷町の不動産市況

北谷町役場を中心に土地区画整理事業が進む北谷町伊平地区

企業の出店が多く地価上昇率1位

 北谷町は県内でも上昇率が高い地域です。実際、住宅地は平成30年の地価調査で沖縄県第1位の地価上昇率(10.8ポイント)で、砂辺地区(北谷−2)では15.5ポイントの上昇となっています。北谷町役場周辺の土地区画整理事業の伸展により58号沿いは県内外の企業が数多く出店、やはり地域に活気がありますね。アメリカンビレッジなどの商業地が充実しているのも大きな要因ですが、ホテルの進出などの効果も大きいようです。
 他の市町村と同様、上昇傾向の高い地区は土地区画整理事業の効果が非常に大きく、環境条件が良好、かつ商業施設が充実していることから利便性も向上し、非常に人気が高くなっているようです。

好調な不動産市況にも・・・

 沖縄市も北谷町でも、よほどのことがないかぎりしばらく地価の上昇は続くと思われます。ただ、気になる点もあります。相続税対策や土地の有効利用のためにかなり多くのアパートが建築されていますが、新築にも関わらず空室が埋まらないという現象も見えてきました。現在、建築費は高騰する傾向にありますから、土地の有効な活用を考えるのであれば、少し慎重になる必要があるかもしれません。
 次回は、豊見城市と糸満市の不動産市況についてみていきます。

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