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沖縄の住宅紹介

生活も遊びもアクティブに 抜群の眺望がもてなす家

生活も遊びもアクティブに 抜群の眺望がもてなす家

DATA
所在地:本部町
家族構成:夫婦、子ども3人
設計:一級建築士事務所 建築工房ibox(担当/比嘉功)
敷地面積:379.23㎡(約114.72坪)
建築面積:225.32㎡(約68.16坪)
延床面積:144.54㎡(約43.72坪)
用途地域:無指定
構造:混構造(鉄筋コンクリート造+木造)
完成時期:2019年10月
建築:合同会社眞大伸技建
電気:朋友電気
水道:北部設備サービス
キッチン:クリナップ

正面に伊江島を望む高台に建つIさん宅は、2階建ての併用住宅。
1階住居は開放感と機能性を追求し、2階賃貸スペースはリゾートフルにプランニング。
崖下には野趣あふれる屋外デッキを増設し、毎日の暮らしも遊びもアクティブに楽しんでいます。

※週刊かふう2021年1月29日号に掲載された内容です。

生活も遊びもアクティブに 抜群の眺望がもてなす家

崖上のような敷地に家を建てる

 なぜこの場所を選んだのか、理由は一目瞭然。万人が息をのむ眺望は、伊江島を中心に海・緑・空が視界一面に広がる大パノラマ。リビングの大開口で切り取られた風景が、日常の一部になっています。
「ベランダに出れば目の前の大自然がより身近に感じられ、毎日でも見飽きることがありません。バスルームも贅沢にオーシャンビュー仕様にしてもらいました」とご主人。2つのフロアのうち、1階の住居スペースはガレージを除いて約29坪。海側に張り出したベランダに面してLDKと和室、バスルームが配置され、どこにいてもリゾート気分が楽しめるように設計されています。

生活も遊びもアクティブに 抜群の眺望がもてなす家

 立地の良さに一目ぼれして、土地を購入したのは10年前。雑誌やネットを調べて即座に家づくりに乗り出しましたが大きな問題に突き当たり、しばらく難航が続きました。
「120坪もの広さがあるとはいえ、半分以上が急な斜面地なんです。いわば崖上に家を建てるようなものなので、あちこち相談に訪れても予算と要望に見合った回答が得られず、一時は本気で断念しようと考えました」そんな矢先に依頼した建築士と出会い、計画が進展。敷地形状に逆らわないコンパクトなプランにまとめ、家具や外構は新築後にご主人が得意な DIYで整えるなどして、実現の道筋を立ててもらいました。
 賃貸併用住宅にすることも、当初からの構想でした。「これだけの恵まれた環境を、他の人にもおすそ分けしたいと思ったので」とお2人は振り返ります。

生活も遊びもアクティブに 抜群の眺望がもてなす家

新築後はDIYでより自分らしく

 新居が完成したのは一昨年10月。室内からの眺望を予兆するかのように、ファサードにもリゾート感が漂います。玄関回りにはカバードポーチを採用し、限られたスペースの中でも「絶対に譲れなかった」というご主人こだわりのインナーガレージを設置。落ち着いたトーンの瓦屋根も青空に映えます。
 室内のレイアウトは眺望最優先であるのはもちろんのこと、毎日の暮らしやすさを考えて動線が効率的に組み立てられています。例えばキッチンに立つと、リビング、和室、ベランダ、子ども室をぐるりと見渡せるとともに、水回りや主寝室、ガレージまで最短距離で移動できます。家の中央には家族全員の衣類を集めたファミリークローゼットがあり、「各部屋に収納を設ける必要がなく、室内を広々使えて大正解ですね」と奥さま。また子ども室は中央で仕切れる可変式で、現在は一続きのプレイルームとして使用しています。
 2階の賃貸フロアは、週単位・月単位で利用する出張者や長期滞在の旅行者を主な顧客と想定し、より安らぎ深い雰囲気です。木造屋根の温かみある質感をデザインにも反映し、勾配を生かしてロフトを導入。見晴らしは1階以上にプレミアムです。
 Iさん宅にとって主役が海や伊江島ならば、緑は隠れた名脇役です。1階から斜面を下った場所には木々に囲まれたデッキテラスがあり、「BBQにグランピングに大活躍。外出が難しい時期も、子どもたちの遊び場として重宝しました」。最近はテラス脇に、ご主人作の本格的な物置小屋が完成するなど、遊びの環境整備が着々と進展中。念願だったマイホームを満喫しながら、子どもと一緒にご夫妻も成長を続けています。

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