あなたの夢を暮らしを応援する
住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

敷地と既存建物のポテンシャルを最大限に引き出した 心地良いムードあふれる高台の家

敷地と既存建物のポテンシャルを最大限に引き出した 心地良いムードあふれる高台の家

DATA
設  計: アアキ前田株式会社
敷地面積: 330㎡(約100坪)
建築面積: 130㎡(約40坪)
延床面積: 155㎡(約45坪)
用途地域:
構  造: 鉄筋コンクリート造
完成時期: 2016年4月
建  築: 株式会社タカミワークス
     (担当:高嶺健次)
電  気: 有限会社美光電設
     (担当:砂川義光)
水  道: 有限会社ライフ工業
     (担当:我喜屋奨)
キッチン: 株式会社モン・シュマン
     (担当:大城厚子)

その居場所の心地良さは、風や光、視線の流れ一つで変わるもの。高台の斜面地に沿って建つ既存建物の、小割にされた間取りをオープンなレイアウトに変更し、自然採光・通風を促すことで、敷地と建物が持つポテンシャルを最大限に引き出しました。例えば1階LDKは、元々の勾配天井を生かして吹き抜けをつくり、開放感あふれるボリュームの大きな空間に。かつて完全に仕切られていた半地下の書斎は、小さがりの畳間にして階段ベンチでつなぎ、LDKとの一体感を持たせました。室内のどこにいても縦横に視線が広がり、南面の窓越しには高台ならではの景色が楽しめます。
ワンルーム的に連続した空間構成とはいえ、ここはリビング、あそこはキッチン、といった具合に、それぞれのスペースにしっかり個性が備わっている点は設計の妙。生活機能の面では、バスルームを半露天風にしたり、廊下全体にトップライトを設けたり、家の隅々までフレッシュな空気を吹き込みました。家事を含めたルーティンの作業時から、リビングなどでくつろぐリラックスタイムまで、ストレスフリーで質の高い生活が送れます。

敷地と既存建物のポテンシャルを最大限に引き出した 心地良いムードあふれる高台の家

玄関ホールから見上げる。階段と靴収納家具と壁の曲線がエントランス空間を彩り、住まいのプロローグを演出する

敷地と既存建物のポテンシャルを最大限に引き出した 心地良いムードあふれる高台の家

畳敷きのセカンドリビング。ステップ部分は腰掛けにも利用できる。改修前はLDKとは完全に独立した書斎だった

敷地と既存建物のポテンシャルを最大限に引き出した 心地良いムードあふれる高台の家

改修前はリビングと庭の間にサンルームがあったが、オープンエアーのテラスにすることで室内外の連続性を高めた

設計・施工会社

アアキ前田株式会社

TEL:☎︎098-943-2662https://www.maeda.okinawa/ 

TEL:☎︎098-943-2662https://www.maeda.okinawa/ 

●那覇市首里平良町1-29-8
ライオンズマンション首里102

写真ギャラリー

このカテゴリの記事