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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

夫婦と子ども3人が暮らすTさん宅は、外国人のご主人の生活スタイルに合わせたボリュームの大きな空間構成と、テーマを持って色・素材をコーディネートしたリゾート感あふれるホテルライクなインテリアデザインが大きなポイント。
全体の構成は、唯一視界が開けた敷地東面に中庭を置き、プライバシーを確保するように周囲に居室をレイアウト。土地の形状に合わせ、完全な「コ」の字状ではなく、境界線近くにいくほど開いていますが、それが室内からの視線の広がりを生み、開放感を高めています。
中庭正面は、勾配天井が開放的なDK。テーマカラーのターコイズブルーの照明、5色の琉球ガラスをはめこんだ採光窓といったこだわりの要素がちりばめられ、さらにキッチン上部の半円窓にステンドグラスを導入したことで、非日常感が一段と高まりました。
設備・家具にはしっかりと予算をかけ、「汚れたり気が変わったりしたら塗り替えればいいから」という施主のスタンスに合わせて壁は塗装仕上げ。イメージ通りのデザインを実現しつつ、メンテナンスもしやすい快適な住まいになっています。