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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

建坪19坪弱とコンパクトでありながら、勾配天井を生かして２階まで吹き抜けにした開放感あふれる住まい。LDKと寝室からコート的な庭の眺めを楽しめます。

室内のデザインはアジアンリゾート風の雰囲気を目指し、白とダークブラウンの素材を中心にまとめました。フローリングの色調は、ホコリが目立たないようにとグレーがかった白を選択。またテレビ背面の壁やキッチン台にはワンポイントの色柄を取り入れて、空間に視覚的な動きを持たせています。

土間スペースを広々と確保した明るい玄関は、外壁にはマスブロックを積み並べ、そのマス目に合わせて玄関側の壁を数カ所くりぬいて、琉球ガラスを設置。光が差し込む角度やその強弱によって、いろいろなムードが楽しめます。

外壁のルーバーや屋上の遮熱塗料は、施主自ら塗装し、コスト削減と思い出づくりの一石二鳥。仕上げには親類からプレゼントされた漆喰シーサーを飾り、ファサードにアクセントを添えました。