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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

沖縄の住宅紹介

木と漆喰で海を切り取った 笑顔あふれる眺望の家

木と漆喰で海を切り取った 笑顔あふれる眺望の家

DATA
所在地:南城市
家族構成:夫婦、子ども1人
設計:AJFホーム(担当/小畑和彦)
敷地面積:779㎡(約235.64坪)
建築面積:90.26㎡(約27.3坪)
延床面積:124.02㎡(約37.51坪)
用途地域:指定なし
構造:木造在来軸組工法
完成時期: 2020年3月
建築:AJF有限会社
電気:孝松電設
水道:菊池設備
キッチン:株式会社キムラ

海の眺めが気に入り購入した高台の土地に、自然素材を主役にしたHさんファミリー3人の新居が今年3月に完成。
新築後にはデッキテラスを増設し、よりリゾートフルな住まいになりました。

※週刊かふう2020年11月13日号に掲載された内容です。

木と漆喰で海を切り取った 笑顔あふれる眺望の家

モデルハウスをベースに、間取りをカスタマイズ

 本島南部の海と空は本当に広い。
 1階LDKや2階主寝室から、南に向かって大きく開かれた景色を眺めると、特等席とか大パノラマとか、観光ガイドブックに踊るコピーのような言葉が次々と浮かんできます。
「晴れた日中の色鮮やかな海はもちろん、月光に輝く夜の幻想的な雰囲気も好き。今では日常の風景になりましたが、見飽きることはありませんね」とご主人。好条件の土地を求めて3年余り、辛抱強く待ち続けたからこそ手に入れられた特権です。



木と漆喰で海を切り取った 笑顔あふれる眺望の家

 家づくりの出会いの場はモデルハウスでした。新聞を見て「よさそうな家がある」との奥さまの直感を頼りに、糸満市潮崎町にある展示棟を見学。真っ先にHさんご夫妻が引かれたのは、温かみがあって安らぎ深く、肌触り滑らかな木の感覚でした。
「木の家って、やっぱりいいね」。そんな素朴な第一印象に加えて、内外装の主役を務める漆喰の雰囲気や、先進技術を生かした断熱・換気などの仕組みもお気に入りの仲間入り。つまりは見るもの触れるものすべてが「いいね、いいね」の連続で、初訪問の直後に家づくりの方向性は固まりました。
 それだけほれ込んだモデルハウスだけに、「同一サイズ、同一間取りの家でも構わないと思っていたんです」。
 Hさん一家は現在、ご夫妻と小学生の長男の3人家族。建坪約27坪、上下階を合わせて約38坪の広さがあれば、確かにさほど窮屈さは感じないはず。むしろ毎日の使い勝手を重視し、「1階だけで生活が完結すれば」とも考えていました。
 とはいえ、見れば万人がうらやむ眺望地。その魅力を最大限に生かせるように、間取りや窓の位置をカスタマイズすることにしました。


木と漆喰で海を切り取った 笑顔あふれる眺望の家

好みのインテリア・雑貨を集めて居心地アップ

 機能的でコンパクトな造りながらも、天井まで吹き抜けになったリビングや、室内を広々と見渡せるオープンキッチンなど、開放感あふれる間取りがHさん宅の特長です。無垢材のフローリングや頭上を行き交う梁が木造であることを実感させ、1、2階ともに南面の壁には大きな開口部が連続。
 さらには「外部の視線が気にならないせっかくの好立地ですからね。寝室もバスルームもオーシャンビュー仕様にしました」と語るように、どこを見てもリゾートホテルさながらの雰囲気で、居心地のよさが空間全体に浸透しています。
 基本的なデザインは、濃茶の木と白の漆喰の組み合わせ。これに「インテリア&雑貨が大好き」な奥さまが選んだアイテムをプラスして、より趣深い空間に。また照明計画を立てる際には、「心が落ち着く電球色でまとめたい」というご主人の意向をくみ、奥さまが探し当てたレトロな意匠のスポットライトを主照明に使うなど、モデルハウスをベースにしながらもオリジナリティーの高い住まいに仕上がりました。
 土地が見つかるまでの構想期間が長かったこともあり、「家づくりのことを考え続けていたせいか、新しい生活になじむのも早かったですね」と振り返るご夫妻。住み始めて2カ月後にはリビングの屋外にデッキテラスが完成し、居住性が一段とグレードアップしました。
「夕方になるとデッキがちょうど陰にかかる。真夏でも風が心地よくて、夕涼みに最適なスポットです」。
 リビングやデッキに置かれたハンモックは、日用品であると同時に新居映えするインテリア。新築直後の感動は、いまも毎日続いています。


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