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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

社寺建築で培った技術を継承 樹齢100年超の大黒柱が調える和モダンの木の家

社寺建築で培った技術を継承 樹齢100年超の大黒柱が調える和モダンの木の家

DATA
敷地面積: 406.47㎡(約122.96坪)
延床面積: 156.92㎡(約47.47坪)
建築面積: 111.77㎡(約33.81坪)
用途地域: 第一種低層住居専用地域
構  造: 木造軸組工法2階建て
完成時期: 2013年11月
設計・施工: 株式会社西建設

柱や梁を仕上げ材で覆った大壁造りで、落ち着きのある和モダンな木造住宅。

構造部分に使用している木材はすべて宮崎県産の飫肥杉で、同じ杉材の中でも油分を多く含んでいるので腐朽しにくく、堅固で粘り強い点などが特長です。

プランニング面では、通風性や採光性、バリアフリーを意識した動線設計など基本要素は押さえつつ、施主がこだわった1階のLDKは、対面キッチンの正面にダイニングテーブルと可動畳を置き、ダイニングとリビングの間を衝立壁で緩やかに仕切ってレイアウト。さらにリビングの隣に和室を置き、和室の前は庭に面して土間を設けて、腰掛けられるよう縁側もしつらえました。

和室回りの造作は、木の家の雰囲気を楽しんでもらうために木肌を生かした仕上げに。中でも樹齢100年を超える杉材を使った八寸角の大黒柱は、無垢材ならではの自然な木肌が和モダンな室内空間の基調として、その存在が家族の生活を見守っています。

社寺建築で培った技術を継承 樹齢100年超の大黒柱が調える和モダンの木の家

屋根には赤瓦の雰囲気に似た改良瓦を施工。駐車場は4台分のスペースを確保

社寺建築で培った技術を継承 樹齢100年超の大黒柱が調える和モダンの木の家

リビングから和室を眺める。写真左手の障子戸の奥には、ガラス戸に囲まれた縁側空間(うちぬれ縁)が見える。戸を全開にすれば庭からの風がよく通り、閉めれば手軽に風雨を防ぐことができる

社寺建築で培った技術を継承 樹齢100年超の大黒柱が調える和モダンの木の家

衝立壁を挟んでDKとリビングが緩やかに仕切られている。可動畳は腰掛けに最適な高さ。大人数の来客時は、配置を変えていす代わりにも

設計・施工会社

株式会社西建設

TEL:098-996-4997https://www.nishikensetu.com/

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八重瀬町安里322-40

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