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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

子どもたちが本気で遊び、遊びを通して学んでいくための仕掛けが随所に施された家。内部は田の字型に居室を配したシンプルな2階建てプランがベースの3層構成で、家族それぞれがリクエストした居場所を立体的に配置し、ユニークな形でつなげています。

例えば、1階リビングの吹き抜けにはクライミングウォールやうんてい、のぼり棒などを設置。この遊具を使って2階に行き来することができるので、普段の暮らしの中で子どもたちの身体能力を鍛えると共に、立体的な思考力を育みます。またこの家にはキッチンが2つあり、そのうちの1つは子どもたち専用です。大人と同じ環境を整えて、子どもたち自身に管理させることで創造性と自立心を養います。

2階の家中を見渡せる場所に書斎を配し、その奥にある小さな扉をくぐると、ここにも子どもたちの秘密基地。さらに書斎の上も吹き抜けにして多目的に使えるロフトを確保しています。これらすべての居室には天然由来の仕上げ材が使われているので、自然の中にいるように心地良く、子どもたちの健やかな成長を促す住まいです。