嗜好に対応できるベースを整えて 住まい手が進化させる家

- DATA
- 設 計: 株式会社 西建設
(担当/上原はるな) - 敷地面積: 210.53㎡(約163.68坪)
- 建築面積: 66.25㎡(約 20.04坪)
- 延床面積: 103.92㎡(約31.43坪)
- 用途地域: 第一種住居地域
- 構 造: 木造軸組工法
- 完成時期: 2025年5月
- 建 築: 株式会社 西建設
(担当/西紀彦) - 電 気: 神山電機
- 水 道: サンユウ設備
- キッチン: TOTO 株式会社
週刊かふう2026年3月6日号に掲載された内容です。

スーモで相談して、子育て世帯に合う家を
Kさん夫妻は希望のロケーションと予算から、当初は建売住宅を中心に考えていたといいます。そんな中、家づくりの無料相談「スーモカウンター」へ足を運んでみたところ、諦めかけた自由設計の注文住宅も無理なくかなえられる木造住宅の建築施工会社を紹介されます。
「実家が木造で親しみがありますし、私の趣味がDIYで住まいにいろいろと手を加えていきたかったので、西建設さんに依頼しました」と当時を振り返えるKさん。
奥さまも「子育て目線の設計士さんが担当してくれるので、共感できるお話も多く聞けました」と厚い信頼を寄せています。

Kさんのやりたいことを詰め込んだマイホーム
もともと設計に興味があったKさんは、住まい各所のイメージをイラストに起こしてプランの相談や調整に臨みました。
「吹き抜けのある明るいリビング、芝生のある庭、デッキテラスで楽しむBBQ、DIY用の工具までまとめて収納できる広いシューズクローゼットなど、数え上げるとキリがないほど詰め込みました」と目尻をさげます。
ブラックやダークグレーなど濃い色を外壁に採用したいとの希望も、屋根や壁の断熱効果に優れたZEH基準水準相当の施工により実現しています。Kさんは「夏場に空調の設定温度を高くしても、前に住んでいた住宅より過ごしやすかった」と、その効果を実感しているそうです。
「リビングに家族が集う家を思い描いていました」という奥さまは、1階で家事をしていても吹き抜けによって2階の子どもたちの様子が伝わってくるので安心とのこと。また子どもたちと一緒に調理できるようキッチンの広さや奥行きにゆとりを持たせた点もよかったと話します。

子どもの成長も、DIYも「作っていく家」でかなえる
まだ幼い子どもたちには、建具で仕切られる広い1室と個室を1室。「現在は広い方を家族全員の寝室にしていますが、成長して仕切ったときのために廊下へのドアを二つ用意しています」と説明するKさん。
リビング一角にあるダイニングスペースに、子どもたちの写真が飾られた棚はKさんのDIYによる力作。「次はテラスにウッドデッキを造る予定です」と楽しそうに話すKさん。棚を取り付けた壁の内側は施工段階で強度を補強してもらっています。
長く住まううちに家族の変化は必然、さらに住まう人の手が加わって、愛着あるわが家へと育つ未来が語られました。
写真ギャラリー

DIYのために余白を残した、ZEH基準水準相当の木造住宅
建築士 上原はるなさん
自身で住まいに手を加えていきたい施主の嗜好に寄り添い、将来のDIYにも対応できる「ベース」を整えた住まいです。
ライフスタイルや好みについてヒアリングを重ね、窓の大きさやDIYを予定している飾り棚の位置を希望通りに。その下地として建築会社の知見を駆使した補強を整えておくなど、プランから施工にかけて具体的な連携を取り、引き渡し後にも進化し続けられる「作っていく家」を提案したプランです。
開放感をもたらすリビングの高い吹き抜けは、キッチンにいながら2階の子どもたちの様子を感じとれる空間設計。天気の良くない日もBBQや庭遊びができるよう、リビングから続くテラスの庇(ひさし)を深く。子ども部屋の仕切りを工夫して可変性を持たせるなど、子育て世代の理想をたっぷりと盛り込みました。
また、沖縄の気候に適した宮崎県産の飫肥(おび)杉を採用した住宅は、標準仕様で省エネ等級6等のZEH基準水準相当が認められ2024年の「子育てエコホーム支援事業」補助金も活用するなど、高い省エネを備えています。
敷地の条件や住まう家族のイメージなど、それぞれに違いや個性があり、理想があります。そんな家づくりの過程を大切にしつつ巧みな技術でお応えしています。
設計・施工会社
株式会社 西建設
TEL:098-996-4997 | https://www.nishikensetu.com/










