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稲嶺さんの相続・終活知恵袋 Vol.14 思い立ったが吉日~相続準備の第一歩~

稲嶺さんの相続・終活知恵袋 Vol.14 思い立ったが吉日~相続準備の第一歩~

相続の準備と聞くと、難しそう・大変そうというイメージから、なかなか一歩を踏み出せないという声をよく耳にします。しかし相続は“ある日突然”やってきます。いざというときに慌てないためにも、できることから始めることが大切です。今回はその第一歩についてご紹介します。

週刊かふう2026年6月12日号に掲載された内容です。

まずは財産の洗い出しから

相続準備で最初に取り組みたいのが、ご自身の財産の整理です。
「財産」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、まずは
•どこの銀行に口座があるか
•どの証券会社と取引しているか

といった基本的な情報を書き出すことからで構いません。
多くのご家庭では、これらの情報を家族が正確に把握できていないのが実情です。相続が発生すると、ご家族は本人しか知らない情報を一から探すことになり、大きな負担となってしまいます。

 実際に、通帳や証券口座が見つからず、手探りで金融機関に問い合わせを重ねることになり、手続きが長期化してしまったケースも少なくありません。特に近年はインターネット取引が増え、ご家族が存在すら把握できていない資産が後から見つかることもあります。

 エンディングノートなどを活用し、財産の一覧を残しておくだけでも、ご家族の安心につながります。

稲嶺さんの相続・終活知恵袋 Vol.14 思い立ったが吉日~相続準備の第一歩~

先代の相続は終わっていますか?

 財産整理を進める中で、意外と多いのが「親の相続手続きが未了のまま」というケースです。
「手続きが面倒」「費用がかかる」といった理由で放置されがちですが、この状態は注意が必要です。
相続手続きをしていない財産は、相続人全員の共有状態となります。このまま時間が経過すると、相続人が亡くなるたびに権利関係はさらに細分化され、関係者が増え続けてしまいます。

結果として、
•相続人が多数に分散する
•面識のない親族が関係者になる
•手続きの難易度が大きく上がる

といった問題が起こりやすくなります。
こうした事態を防ぐためにも、未了の相続は自分の代で整理しておくことが重要です。

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