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教えてコンサル金城さん 不動産のギモン解決! 第23回 あらためて思う「不動産コンサルの役割」

教えてコンサル金城さん 不動産のギモン解決! 第23回 あらためて思う「不動産コンサルの役割」

令和4年1月から始まった私の連載コラムも今回で最終回となりました。記事を通して多くの読者の方々とつながる事ができ、一緒に問題に取り組み解決ができたことは貴重な財産となりました。今回は、そうした出来事を通して感じた不動産コンサルの役割を取り上げます。

《 週刊かふう2023年12月8日に掲載された内容です。》

相談者の声に思うこと

「どこに相談したらいいか分からなかった」「こういう方法があることを知らなかった」等々、紙面を通して相談してくる方々からいただく共通した言葉です。インターネットから多くの情報が得られるようになった現代からすれば、相談者が置かれた状況(情報の格差)が時代に逆行しているのではないかと感じることもあります。しかし実際にお会いして内容をヒアリングしてみると、それぞれの相談には複雑な問題が絡み合っていることを知り、けっして簡単なレベルでないことがわかります。
 そうした状況から感じることは、一つ一つの内容を専門的に掘り下げて問題を整理し、おのおのに精通した専門家につなげることが大切だということです。

一緒に取り組んでみる

 相談内容をヒアリングしていく上で気をつけていることは、相談者だけでなく相談内容を取り囲む方々、特に親族との関係性です。
 そこで関係を視覚化するために相関図を作成しました。これのメリットは、図を示しながら一緒に取り組んでいくことで相談内容を俯瞰(ふかん)できること。不動産コンサルタントの立場としては、相談時では聞き取れていない関係者の意見(声)をこれまでの事例や経験などから想定することができ、それへの対応に役立ちます。また関係する方々が良い解決策だと思える着地点が捉えやすくなり、提案もしやすくなると思うのです。

問題が解決した時の喜びもひとしお

 本コラムを読んでいただきご相談のあったお客さんから、「長年悩んでいた問題が解決した」という声を聞く時には、一緒に取り組んだことを共に喜ぶことができる瞬間です。中には本コラムに書いた内容への相談から約1年半に及ぶ話し合いの結果、問題が解決できた事例もありました。紙面を通して読者の方とつながったことで、不動産コンサルの業務が少しでもお役に立てたという喜びを感じることもできました。

教えてコンサル金城さん 不動産のギモン解決! 第23回 あらためて思う「不動産コンサルの役割」

不動産コンサルの使命を考える

 不動産コンサルマスターの役割は、相談者の抱えている問題を一緒に考えることから始まります。相談ごとに複雑な問題が絡んでいることがありますので、その都度、深掘りした聞き取り、傾聴を心がけています。また、法律や税務が絡んだ問題については、上のイラストにある専門家の力をお借りし、連携することで問題解決に当たっていきます。さらに不動産の持つ選択肢(活用、運用、改善など)を広げることで不動産の持つ可能性を広げていくことを提案していきます。「将来はどうなるか?」誰も予想することはできませんが、「今」問題に向き合い、一緒に専門家と考えることで最善の解決策を考えていきたいと思うのです。



 本コラムを読んでいただき感謝しています。当初は連載することへの不安もありましたが、これが今は大きな喜びに変わってまいりました。本コラムの執筆にあたり、関係者の方々のお力添えに感謝申し上げます。
 しばらく充電させていただきますが、また春頃にお会いできることを楽しみにしております。ご愛読ありがとうございました。

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