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太陽光+蓄電池で始める 環境に優しく防災力を備えたこれからの暮らし かりーるーふ

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太陽光+蓄電池で始める 環境に優しく防災力を備えたこれからの暮らし かりーるーふ

■RC造、40㎡以上の平屋根があることが申し込み条件に含まれる

台風被害の経験から太陽光+蓄電池の導入を検討

 地球環境への関心が高まっているいま、再生可能エネルギーの導入に併せて自然災害に対する備え、いわゆる『防災力』が暮らしに欠かせないキーワードになっています。そこで注目されているのが再生可能エネルギーである太陽光発電と蓄電池です。
 自宅にオール電化を導入しているうるま市の中田政文さんは、新築時に一度は太陽光発電を検討しましたが、初期費用が高額だったため断念。そんな中、台風の襲来で中田さんご家族が暮らす町一帯に停電が発生しました。
「冷蔵庫をはじめ、家じゅうの設備が使えない中、給湯設備のエコキュートはタンクに残ったお湯が使えるのでありがたかったです。ただ、そのときの経験から、いつかは太陽光発電と蓄電池を、と考えていました」
 ある日、たまたま沖縄電力のホームページを見ていたところ、『かりーるーふ』の文字が目に留まりました。
「太陽光発電設備と蓄電池を無償で設置してくれるサービスということで、すぐに応募しました。募集は50件でしたが、後から聞いたら300件くらい応募があったそうで、当選できてラッキーでした」

太陽光+蓄電池で始める 環境に優しく防災力を備えたこれからの暮らし かりーるーふ

■『かりーるーふ』を設置した中田政文さん

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■「IHクッキングヒーターはお湯もすぐに沸くし、火力もガス並みに強いですよ」と中田さん

省エネ・防災・おトクな設備を費用負担なしで設置

『かりーるーふ』は、その名の通り、沖縄電力グループが民間の住宅の『屋根を借り』て無償で太陽光発電設備と蓄電池を設置し、創電・蓄電を行うもの。太陽光発電設備で発電した電気は設置した住宅へ直接供給され、通常の電気料金単価より安く購入することができます。もし、住宅の電気使用量がこの電気だけで足りない場合は、その分を沖縄電力から購入することになります。
 中田さんが導入を考えるきっかけとなった停電時の電力も、昼間は太陽光によって創電・蓄電し、蓄電池に貯められた電気が室内の停電時専用コンセントに供給されるため、夜間でも冷蔵庫やテレビなど必要最低限の電気を使うことができます。
「台風以外でも、何かの原因で突然停電してしまうこともあるかもしれない。そんなときでも電気の備えがあるので安心です。初期費用がかからないうえに、オール電化のおトクな料金も適用されるので、光熱費が安くなり本当に満足しています。まさに『かりー』ですね(笑)」
 新規で取り付ければ高額な設備が無償で設置できる理由は、おきでんグループの『2050年CO2排出ネットゼロ』という取り組みの一環だから。省エネを図りながら安心・快適に暮らしたいなら、この機会に『かりーるーふ』の利用を検討してみては。申し込みには諸条件があるため、まずはホームページでご確認ください。

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■屋外に設置された蓄電池(上)と室内の停電時専用コンセント

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■現在の発電量や蓄電池の残量もスマホで確認できる

かりーるーふ

沖縄電力グループ
沖縄新エネ開発株式会社

かりーるーふ事務局
TEL.098-923-2477
(受付時間:月曜~金曜、10時~17時)
https://www.kare-roof.jp/

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