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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

家事効率を最優先させながらホテルライクな上質さを実現した家

家事効率を最優先させながらホテルライクな上質さを実現した家

DATA
設 計: エンジョイホーム
     株式会社 沖興建
     (担当/石渡昌弘)
敷地面積: 227.13㎡(68.7坪)
建築面積: 130.06㎡(39.3坪)
延床面積: 179.03㎡(54.1坪)
用途地域: 第一種住居地域
構  造: 補強コンクリートブロック造
完成時期: 2021年8月
建  築: 株式会社 沖興建
     (担当/神谷頼祐)
電  気: 株式会社 松田電設
     (担当/松田 清)
水  道: 有限会社 石原設備
     (担当/石原昌保)
キッチン: 有限会社 タカラ住設
     (担当/砂川雅秀)

浦添市の住宅が立ち並ぶエリア。その一角にある2階建ての住宅は、ガレージの周囲に施された石積み風のタイルが洗練された印象を与えます。
通りからの視線を上手に遮りながら、内には開かれたホテルライクな空間になっています。

 

週刊かふう2023年10月13日号に掲載された内容です。

家事効率を最優先させながらホテルライクな上質さを実現した家

ホテルの洗練と美しさを住まいに表現

 5歳、4歳の双子、1歳と4人のお子さんを持つSさんご夫婦。家づくりのきっかけは、奥さまの実家にほど近い場所で、いい土地が見つかったことでした。
「それまでの住まいに特に不満はありませんでしたが、子どもたちの成長をしっかりと見守りながら家族みんなで快適に暮らせるマイホームを建てようと決めました」と話すお2人。着工後に下の子の妊娠がわかり、産まれる前の2021年8月にコンクリート造2階建ての新居が完成しました。

 内装関係の仕事に携わるSさんと美容関係の仕事に携わる奥さま。家づくりにあたっては、専門家ならではの美意識やこだわりがありました。その1つが「ホテルライクな家」であること。Sさんは内装のプロとしての観点から、空間を表情豊かに彩るタイルを多く採用しました。
「その場所に最適なものにしたくて、タイル選びはかなり悩みました」とSさん。ご夫婦で住宅展示場や県内のリゾートホテルなどに何度も足を運び、参考にしたといいます。

 そのこだわりは、ガレージ周りや外壁にも使った石積み風のタイルや、隠れ家ホテルのような長いエントランスアプローチを彩る3種のタイル、そしてリビングに配したホテルのラウンジのような琉球石灰岩のアクセントウォールなど、どれも上質なラグジュアリーさを感じさせます。黒、ベージュ、ブラウンに統一した、奥さまこだわりのテーマカラーも相乗効果をもたらしています。

家事効率を最優先させながらホテルライクな上質さを実現した家

掃除のしやすさで家事効率を大幅UP

 奥さまが家づくりで最優先したのは「家事効率」。掃除や手入れのしやすさを実現するために、扉や床材の種類を選び、壁の素材にもこだわりました。
 例えば、扉の下にレールがあるとほこりがたまって掃除がしにくくなるとの理由から、家中の扉には吊り扉を採用。「リビングの建具は特に高額で悩みましたが、この選択は正解でした。ほこりがたまらず本当に快適です」とうれしそう。
 小さなお子さんが4人もいると、どうしても床が汚れてしまいがちですが、汚れやキズが目立ちにくい大理石柄のフローリングを使うことにより、その問題もクリア。寝ている間にお掃除ロボットを1階と2階それぞれで稼働させており、水拭きでさっときれいになります。

 また、浴室や洗面所の壁はマグネットウォールにして、タオルハンガーや浴室の鏡、シャンプーラックなども一切取り付けませんでした。お子さんたちのお風呂遊びのおもちゃを収納したネットもマグネットで壁に設置。「掃除をする時はすべて取り外せます。壁がフラットなので掃除が本当にラクですね」
 マグネット収納好きな奥さまは、リビングの壁の一部もマグネットウォールに。携帯の充電やテレビのリモコンも壁に貼り付けて収納しています。「ホワイトボードのように使えるので、子どもたちもお絵かきができて、いつも楽しそうです」

家事効率を最優先させながらホテルライクな上質さを実現した家

間取りも働き方も快適&フレキシブルに

 2階の子ども部屋はお子さんの成長に合わせた可変式。お子さんたちがまだ小さい今は、2つの広い部屋として使用。クローゼット横に格納された可動式の間仕切り壁を引き出せば、いつでも4つの個室が完成します。
「今は広々としてゆとりがあるリビングダイニングですが、子どもたちが大きくなったら手狭に感じてしまうかも」と顔を見合わせて笑うご夫婦。お子さんたちの未来を楽しみにしながら成長を見守ります。

 奥さまは新居の建築をきっかけに、ご主人の協力を得ながら、セルフリノベーションで近所にエステサロン『Ace beauty』を開設しました。「以前より実家が近くなったこの家は、子育てのサポートをはじめ、いろいろと助けてもらえて安心です」とにっこり。ご主人も笑顔でうなずきます。家事と育児、そして仕事も、スムーズに快適に両立。ホテルライクのやすらぎを持つ快適な住まいが、Sさんご夫婦のワークライフバランスをさらに充実させてくれそうです。


写真ギャラリー

家事効率を最優先させながらホテルライクな上質さを実現した家

目指しているのはお客さまが主役になる家。住むほどに愛着が深まる家づくり

エンジョイホーム 株式会社沖興建 営業部部長 平田雄一さん

 私どもエンジョイホーム 株式会社沖興建では、「“笑顔”が集まる家づくり」をコンセプトに、そこに住まう一人ひとりのお客さまが主役になる家、価値観やライフスタイルが映し出されたオンリーワンの空間をご提案しています。

 今回のSさまのような戸建ての自由設計住宅では、自由設計ならではのオリジナルプランが実現できます。お客さまのご要望を伺い、多様化する家族構成やライフスタイルに合わせて、ご家族みなさまの夢が叶う家づくりを目指しています。そのために最も大切にしているのは、しっかりとヒアリングを行うことです。お客さまがマイホームにどんなイメージを持っていらっしゃるのか、そのイメージに可能な限り近づけられるよう、何度もヒアリングや会話のキャッチボールをして、お客さまが持っている情報を引き出し、丁寧に聞き取っていきます。また、お客さまが具体的なイメージをお持ちでない場合でも、こちらからさまざまなご提案を行いますので、ご安心ください。

 今回の家づくりは、施主であるSさまが元々内装関係のお仕事をされていることや、奥さまが好まれるセンスや住環境へのご要望がとてもはっきりしていました。「家の中をホテルライクにしたい」「使用するカラーは3色」「リビングに琉球石灰岩のアクセントウォールを設置したい」「マグネットの壁を使いたい」など、打ち合わせ当初からかなり具体的でしたので、建築プランはスムーズに進みました。カラーリングも最初から決まっていましたので、タイルのセレクトや造作の収納などもまとまりが良く、トータルコーディネートが美しく統一できたと感じています。

 自由設計の戸建て住宅でイメージをカタチにする喜び、楽しさを一緒に実現しませんか。こだわりや個性が光る家、ライフスタイルの変化に合わせたフレキシブルな間取りなど、何でもお気軽にご相談ください。

設計・施工会社

エンジョイホーム 株式会社沖興建

TEL:098-890-5589https://okikouken.com

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宜野湾市宇地泊1-11-7

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