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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

密集地の限られた空間にゆとりと贅沢感をもたせた3階建てのピロティハウス

密集地の限られた空間にゆとりと贅沢感をもたせた3階建てのピロティハウス

DATA
設  計: 株式会社YAFUSO総合設計 一級建築士事務所
    (担当:屋富祖 秀清)
敷地面積: 192.67㎡(約58.20坪)
建築面積: 98.78㎡(約29.80坪)
延床面積: 238.06㎡(約72.00坪)
用途地域: 第一種低層住居専用地域
構  造: 鉄筋コンクリート造3階建て
完成時期: 2015年10月
建  築: 株式会社屋島組
    (担当:松本)
電  気: 克電気工事株式会社
    (担当:前田)
水  道: 有限会社宜野座産業
    (担当:名嘉)
キッチン: パナソニックリビング九州株式会社
    (担当:高良)

アルミルーバーで覆われたファサードが知的な表情をたたえるOさん宅は、1階を駐車場にしたピロティ型の3階建ての家。吹き抜けになったリビングダイニング、男女別の水回りといった贅沢で機能的な空間使いの中に、大正ロマン風の和室、ゆったりとしたサイズのダイニングカウンターなどが盛り込まれています。
敷地は、北西二面が幅員4m未満の二項道路に接し、東側には隣家が迫る密集地。さらに北側前面道路は急斜面になっており、敷地内では最大3.3mの高低差がありました。面積は約58坪と決して余裕がある広さではなく、家族4人が車を保有していたため、必然的にピロティ形式のプランに。
限られた広さの中で開放感を創出するために、一つ一つの居室・スペースはできるだけ大きくボリュームを取り、つながりを意識しながらプランニング。例えばリビングは吹き抜けを介して2、3階が緩やかに連続しているため、どこにいても家族の気配が感じられます。また将来は二世帯住宅への仕様変更も見据えて、3階主寝室は十分な広さを確保。キッチンを置いてLDKに、ウオークインクローゼットは個室に変更できます。

密集地の限られた空間にゆとりと贅沢感をもたせた3階建てのピロティハウス

北側前面道路から見たファサード。寝室・バスルームの目隠しを兼ねたアルミルーバーの意匠や西側道路沿いの植栽はご主人のお気に入り

密集地の限られた空間にゆとりと贅沢感をもたせた3階建てのピロティハウス

吹き抜けに面した3階廊下から2階リビングを見下ろす。南東二面にぐるりと採光窓が巡り、曇りや雨の日でも日中は照明要らずで過ごせる

密集地の限られた空間にゆとりと贅沢感をもたせた3階建てのピロティハウス

奥さまのイメージをもとに建築家が形にした「大正ロマン風」の和室。障子戸には琉球ガラスをあしらっている

設計・施工会社

株式会社YAFUSO総合設計 一級建築士事務所

TEL:098-951-2290http://www2.odn.ne.jp/yafuso/

TEL:098-951-2290http://www2.odn.ne.jp/yafuso/

那覇市西2-16-3

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