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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

3Dで空間イメージを具現化した 彩り豊かな二世帯住宅

3Dで空間イメージを具現化した 彩り豊かな二世帯住宅

DATA
設  計: 玉城勝也+Atelier情熱集団
     (担当:祖堅将一)
敷地面積: 235.97㎡(71.38坪)
建築面積: 152.94㎡(46.26坪)
構  造: 鉄筋コンクリート造
用途地域: 第一種住居地域
施  工: Creative Team 情熱集団
     (担当:祖堅将一)
電  気: システム電健建
     (担当:玉那覇治)
設  備: 有限会社スイケン
     (担当:中村清貞)
建  具:三和木工所(担当:仲田光)
塗  装: ちゅらら工房
     (担当:具志直人)

かつて3世代7人が一つ屋根の下で暮らし、毎日笑顔でにぎわっていた築約30年の奥さまの実家を、同居型の二世帯住宅へリノベーション。細かな間仕切りを取り払って家中に光と風を招き入れ、1階に共有のLDKと母親の個室を置き、2階はNさん家族の専用フロアに。色柄多彩な14種類のクロスに好みの床材やタイル、造作のオリジナル建具を織り交ぜながら、全体のデザインをバランスよくまとめ上げました。

細部のディテールまでこだわりを反映できた大きな理由は、設計の初期段階から行った3Dパースを利用した打ち合わせ。具体的な空間イメージを描けたことで施主の好奇心に火がつき、双方からアイデアを出し合い議論を重ねました。住み始めた今でもなお、一部のドアやタイルは未完成のままとなっており、家づくりの楽しみは継続しています。

一方では建築士の提案により、板張りの腰壁など状態が良好なものは保存して再利用。この家で営まれてきた家族の歴史もしっかりと引き継がれています。

3Dで空間イメージを具現化した 彩り豊かな二世帯住宅

躯体状態も良好だったため外回りには手を付けず、外壁だけ再塗装。庭には芝を張り、駐車場に開閉できるスライド式のフェンスを新設

3Dで空間イメージを具現化した 彩り豊かな二世帯住宅

何をどこまで残し、あるいは撤去し、新居でどう活用するのか見極めることもリノベーションでは肝心。2階照明レールは既存の間仕切り

3Dで空間イメージを具現化した 彩り豊かな二世帯住宅

1階は親子2世帯が共用する生活のメインスペース。Nさん宅では「居ながら改修」を行い、1、2階に分けてそれぞれ工事を行った

設計・施工会社

Atelier情熱集団

TEL:098-943-7886http://www.group-j0930.com/

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西原町翁長594 リッチプラザViVi2-B

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