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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

傾斜地の形状に合わせたスキップフロアで家族の気配を感じる空間に

傾斜地の形状に合わせたスキップフロアで家族の気配を感じる空間に

DATA
設  計: 銘苅アトリエ一級建築士事務所
    (担当:銘苅靖)
敷地面積: 132.33㎡(約40.03坪)
建築面積: 65.04㎡(約19.67坪)
延床面積: 124.06㎡(約37.53坪)
用途地域: 第一種低層住居専用地域
構  造: 鉄筋コンクリート造
完成時期: 2015年12月
建  築: 有限会社大成住託
    (担当:新里卓也)
電  気: 城電気
    (担当:玉城智広)
水  道: 城田設備
    (担当:城田盛政)
建  具: 萬松木工
    (担当:金城正勝)
内部木工: 宮城松太郎
キッチン: 永大産業

前面道路から2mほど下がる傾斜地の段差を利用して、スキップフロアを採用した住宅。玄関から上がるとパブリックスペース、下がるとプライベートスペースと生活空間が大きく2層に分かれています。
スキップフロアの面白さは空間にメリハリが付けられること。さらにこの家は、部屋から部屋へ回遊できる造りで、家族がお互いの気配を感じながら過ごせる空間となっています。
室内は、施主夫妻こだわりのインテリアがより引き立つよう壁を白に統一し、リビングの壁には漆喰塗装を施しました。床やLDKの天井はチークの無塗装オイル仕上げ。ただし、コストを抑えるため、リビング以外の壁はペンキ仕上げで、床は手入れの楽なウレタン塗装されたチーク材を主に使っています。
玄関とリビングの間の吹き抜けのホールには、頭上にトップライトを設えました。ここから差し込む光のスポットは刻々と時を刻み、1日の時間の流れだけでなく、季節の変化も感じさせてくれます。

傾斜地の形状に合わせたスキップフロアで家族の気配を感じる空間に

玄関は木の引き戸。駐車場の奥に坪庭を介して寝室がある

傾斜地の形状に合わせたスキップフロアで家族の気配を感じる空間に

首里城の風景が楽しめる広々としたLDKは、人が集まることが多い家の中心

傾斜地の形状に合わせたスキップフロアで家族の気配を感じる空間に

家の中心にあって暗くなりがちなホールにトップライトを設け、光を取り込んでいる。和室の窓からはベランダへ出られる

設計・施工会社

銘苅アトリエ一級建築士事務所

TEL:098-890-7474http://mekaru.com

TEL:098-890-7474http://mekaru.com

宜野湾市大山2-15-30

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