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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

眺望が開けた高台に建つ、地下1階、地上3階からなる4層構造の家。1階はリビングを中心とした集いの場、2階は主寝室と個室をまとめたプライベートスペース、そして3階はゲストルームに充て、どのフロアも大開口を確保し、眼下の眺望を取り込んでいます。

インテリアの中心は、施主憧れのイタリア家具で、それぞれの家具が映えるように空間の取り方や見せ方をプランニング。リビングやテラスの床材には大判で色味を抑えたアースカラーのタイルを施工するなど、床材やクロス、建具などをコーディネートし、家具の存在感を引き立てています。

また趣味の映画と音楽を満喫できるよう、階段にディスプレー用の棚を造作したり、映画館さながらの迫力が味わえる音響システムをすべてのフロアにネットワークでつないで、どこにいてもスマートフォン一つで操作できる仕組みを導入しました。

もちろん日常生活を送る家ですから、デザイン性と合わせて機能性や使いやすさにも配慮。さらに20年先、30年先まで見据えてホームエレベーターの設置スペースも準備してあり、現在はバスルーム横の坪庭として、毎日の生活にちょっとした潤いを届けています。