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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

くつろぎの時間が映える 自分仕様の木の家

くつろぎの時間が映える 自分仕様の木の家

DATA
所在地:沖縄市
家族構成:夫婦、子ども1人
設計・施工:株式会社アール・スタイル
敷地面積:162.59㎡(約49.18坪)
建築面積:72.29㎡(約21.86坪)
延床面積:115.93㎡(約35.06坪)
用途地域:第一種中高層住居専用地域
構造:木造軸組工法2階建て
完成時期:2019年9月

セミーオーダー型の木造規格住宅「ZERO-CUBE(ゼロキューブ)」を新居に選び、先輩ユーザーのインスタグラムなどをお手本にして、間取り・デザインを自分仕様にカスタマイズしたMさんご夫妻。
昨年9月の新築後も情報収集に余念がなく、住まいを彩る家具や雑貨選びをゆっくりと楽しんでいます。

くつろぎの時間が映える 自分仕様の木の家

生活スタイルに合わせて間取り・デザインをセレクト

 直感は時に正解への最短距離になります。Mさんご夫妻の家づくりはまさにその典型で、「いいね」と感じた心の動きに素直に従い、セミーオーダー型の木造規格住宅「ZERO-CUBE」の新築を即決。さまざまなテーマを備えた幅広い商品ラインナップの中から、2階建ての四角い家をベースに部屋、収納、ガレージなどを自由に追加できる「ZERO-CUBE+FUN(プラスファン)」という住宅タイプが気に入り、1階LDKに和室と屋外デッキが隣接した「+BOX(プラスボックス)」のオプションを選択しました。
 もともとZERO-CUBEを知ったきっかけは、同じ+BOXの新築を計画していたご主人の友人からの紹介でした。「いずれマイホームを持ちたい」と考えていたとはいえ、まったくノープランだったMさんに対し、「オシャレで機能的なモデルハウスが何棟も公開されている。見学するだけでも参考になるよ」と強い勧めがあり、実際に足を運んでみるとその魅力に納得。早速契約を済ませると同時に、打ち合わせもスピーディーに進めて内外装のデザインを決めていった結果、「友人より完成時期が早くなってしまって。会うたびに冗談で、俺が紹介してやったのに、と文句を言われました(笑)」。
 スタンダードなZERO‐CUBEの間取りは、1階にLDKと水回りがあり、2階に個室3室とフリースペースが並んでいるのが沖縄での標準仕様です。これに対してMさんは「できるだけ開放感を得られるように」とフリースペースを省略し、階段回りを吹き抜けに。
 またダイニングから連続する和室は子育てのしやすさを考慮して、通常6畳の広さを10畳に拡張。他の+BOXと比べると、縦横に奥行き感のある空間構成になりました。

くつろぎの時間が映える 自分仕様の木の家

訪れる人からも意匠・動線などが高評価

 デザイン選びはインスタグラムなどのSNSをフル活用。全国のZERO‐CUBEのユーザーは、入居後もお気に入りの家具や雑貨をコーディネートしたり、部屋の模様替えをしたりするたびに積極的に情報発信する人が多く、「シリーズごとに間取りはほぼ同じだから、私たちなら+BOXにお住まいの方を検索すれば、よりリアルな生活シーンを想像できますからね」。
 そんなMさん宅の仕上がりは、明るくナチュラルな風合いをベースに、スペースごとにアクセントを効かせた完全オリジナル。例えばフローリングは薄茶色のメープル柄でまとめ、グレーやネイビーのクロスをワンポイントで採用。外観は明るめのグレーを基調にしつつ、玄関ポーチを木目調で引き締めています。
 新居が完成したのは昨年9月。新しい生活環境にもすぐなじみ、家事をするにも何をするにもとてもスムーズ。新築祝いに訪れた親類・友人らからも好評で、「家に入るなり開口一番、オシャレな家だね! と言ってもらえるのがすごくうれしい。家づくり経験者には、家事動線の使い勝手の良さに感心されることが多いですね」。
 築後半年たっても家の中は、子育て中とは思えないくらい清潔感でいっぱいです。家づくりの最中は即断即決・スピーディーに動いたのに対し、家具やインテリア選びは慌てずじっくり。「せっかく撮影してもらうのだから、写真映えする大きめの観葉植物でも用意しておけばよかったかな(笑)」と冗談吹くほどにスッキリと整っていますが、「どんな雑貨・アイテムを買い集めてどんな雰囲気にしていこうか、今でも先輩ユーザーのSNSをチェックしているんです」とのこと。これから子どもの成長に合わせて少しずつ、彩りを増していくことでしょう。

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