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住宅情報紙「週刊かふう」新報住宅ガイド

こんな家に住みたい

自然光が降り注ぐ開放感と回遊型の動線で暮らし心地UP!

自然光が降り注ぐ開放感と回遊型の動線で暮らし心地UP!

DATA
所在地:読谷村
設計:株式会社ここちホーム
敷地面積:165.29㎡(約50.00坪)
建築面積:139.12㎡(約42.08坪) 
延床面積:126.69㎡(約38.32坪)
用途地域:第一種低層住居専用地域
構造:木造
完成時期:2021年5月
建築:株式会社ここちホーム(担当/名嘉清祐)
電気:ブルーワーク
水道:功設
キッチン:株式会社タカラスタンダード
建具:株式会社ノダ
内部大工:榮野川内装

1家5人の個室を確保しながらゆとりある広さを演出したラクラク家事の住まいづくり。

※週刊かふう2021年7月9日号に掲載された内容です。

自然光が降り注ぐ開放感と回遊型の動線で暮らし心地UP!

木造の不安点を解消し、お母さんを笑顔にする家

 マイホームを建てるにあたり、当初は鉄筋コンクリート造を考えていたNさん夫妻。ここちホームの見学会で木造に興味を持ち、同社の勉強会で地震に強い制震システム「TRCダンパー」やしっかりとしたシロアリ対策について理解を深めるうち、木造について不安に思っていた点が解消されて決心したとのこと。
「アドバイザーの上運天さんから3D画像を使った分かりやすく丁寧なプレゼンテーションを受けて、私たちの理想の家を読み取ってくれたと感じ、お任せすることにしました」とNさん。奥さまも「同社のコンセプト『水と空気がきれいな家』にも感銘を受けました」と振り返ります。
「家まるごと軟水システム」と「家まるごと24時間換気システム」を標準装備としたここちホームの住まいは、仕事や家事に忙しいお母さんのサポートとなる家づくりを推奨しています。奥さまはオール電化住宅の便利さを実家で体感していたため新居にも採用し、手入れがラクなシステムキッチンの天板には傷や汚れに強い人工大理石を選択しました。

自然光が降り注ぐ開放感と回遊型の動線で暮らし心地UP!

設計と仕様が創造する広く高く、伸びやかに

 間取りは「リビングを中心に開放感のある住まい」を希望したNさん。1階の天井高を2・6メートル確保し、リビングから続くデッキへアクセスできるLow-E複層ガラスの掃き出し窓も高さ2・2メートルとするなど、より広く見せる設計が施されています。通常は壁で閉じる掃き出し窓の横もフィックス窓に換えて採光性を高めました。
「2階は子ども3人の個室、主人の書斎、主寝室、洗面所とトイレを予定していたので、吹き抜けを取り入れるのは難しいかと思ったのですが、上運天さんのアドバイスで階段の上部を吹き抜けにして天窓をつけ、手すりのガードを半透明パネルにしたことで空間に奥行きを持たせることができました」と奥さまが説明します。
 また、玄関ホールのドアや階段下に1・5帖を確保した収納スペースのドアも縦のラインを強調し、視覚的な伸びやかさを与えています。中でも奥さまのお気に入りは、玄関を開けた正面の壁とテレビをかけている壁に採用した、石調の高級感を漂わせる壁材・エコカラットと、その上部に仕込んだ間接照明。エコカラットは調湿効果があり、気になる臭いも吸収するので、快適な環境を保ちます。

自然光が降り注ぐ開放感と回遊型の動線で暮らし心地UP!

子どもがのびのび育つ居心地の良い住まい

 Nさん邸のスムーズな動線も参考にしたいポイントです。帰宅したら玄関からシューズクローク、洗面所や浴室へとそのまま直行できるレイアウト。
「さっぱりと汗や汚れを流してリビングへ入る習慣があるので、この動線にしました」とNさん。「毎日使うものは機能性に優れた製品を」と、洗面所やキッチンはタッチレス水栓を選びました。
 家中の水栓から軟水が出てくる「家まるごと軟水システム」にも大満足。奥さまは「子どもたちは空気の泡が立つジェットバスがお気に入りで、毎日使いたがります」と笑います。
 リビングと隣接するデッキは子どもたちがブール遊びしたり、ランチをとってピクニック気分を楽しんだりできるスペース。奥さまは「ステイホーム期間も自宅で楽しく遊ばせることができて、よかったです」と、お子さんたちの様子をうれしそうに話してくれました。
 2階の子ども室は2部屋。そのうち1つは、個室が必要な年齢になったら壁で2室に区切ることができます。その点を想定し、コンセントや24時間換気システムは2室分を設置しています。
「ここに越してきて一番変わったのは、子どもたちが自由に過ごせる環境だと思います」と、Nさんご夫妻は新たなライフステージを喜びいっぱいの笑顔で紹介してくれました。

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